今回は、物を持ったときや手を動かしたときに肘の外側が痛む「...
2026/06/18
今回は、物を持ったときや手を動かしたときに肘の外側が痛む「外側上顆炎」について解説します。
「テニス肘」という別名が有名ですが、実はテニスをしていない方にも非常に多く見られる症状です。
📌 外側上顆炎とは?
手首や指を伸ばす筋肉(前腕伸筋群)のほとんどは、肘の外側にある「外側上顆」という骨の出っ張りに付着しています。
手先や手首を酷使することでこれらの筋肉が硬くなり、付着部を引っ張ることで微小な断裂や炎症が起き、痛みが生じます。
【関連する前腕伸筋群(7つ)】
1. 長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)
2. 短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)
3. 指伸筋(ししんきん)
4. 小指伸筋(しょうししんきん)
5. 尺側手根伸筋(しゃくそくしゅこんしんきん)
6. 回外筋(かいがいきん)
7. 肘筋(ちゅうきん)
📌 痛みが起きやすい動作・原因
日常生活や仕事での「繰り返しの動作」が主な原因です。
【日常生活での主な動作】
・雑巾、タオルを絞る
・ドアノブを捻る
・水道の蛇口を捻る
・重い袋を持ち上げる
・フライパンを振る
・ペットボトルのキャップの明け閉め
・キーボードのタイピング
・マウスのクリック
【スポーツでの動作】
・テニスのバックハンドストローク
・ゴルフのスイング(インパクトの瞬間)
・バドミントンのレシーブ
・野球の野手のサイドスロー
30代〜50代の一般の方にも多く発症する傾向があります。
📌 簡単チェック法
(チェアテスト)
肘を真っ直ぐ伸ばし、手の甲を上に向けます。
その状態で、椅子など少し重さのあるものを持ち上げます。
このときに肘の外側に痛みが出る場合、外側上顆炎の可能性(陽性)があります。
(トムゼンテスト)
1. 患者は肘を真っ直ぐ伸ばし、手を軽く握って拳をつくります。
2.検者は、患者の手背(手の甲)に手を当て、手首を下(掌屈方向)へと押し下げます。
3. 患者は手首を上に反らします。
4. 患者は検者の力に負けないように、手首を上に反らします。
★判定:この抵抗運動の際に、肘の外側(外側上顆部)に痛みが走れば「陽性」となります。
📌 当院でのアプローチ
前回のド・ケルバン病でも記載しましたが、好発の年齢や性別からもホルモン系や循環系の関与もあると考えられます。
運動連鎖やホルモン系なども考慮した上で痛みや炎症を抑えて、関節、筋肉の機能改善をしていきます!
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料金
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